弁護士バッジについてのお話

このエントリーをはてなブックマークに追加

突然ですが,弁護士バッジのお話です。弁護士のバッジはテレビドラマなどで見ると,金ピカです。これは間違いではありませんし,世間の皆様の印象も「弁護士といえば金バッジ」かもしれません。

たしかに,私たち弁護士が弁護士登録後最初に受け取るバッジは金ピカです。しかし,これは純金製ではなく,純銀製のものに金メッキが塗られたものなのです。

金メッキがはがれるとその下から銀が出てきて,だんだん銀色になってきます。そして,銀色から『いぶし銀』といわれるようにだんだん黒ずんできます。

新人弁護士はまず小銭入れに入れたり、紙やすりで擦ったりして金メッキをはがして、弁護士経験を長く見てもらえるように頑張ります。

私の場合は,手帳(訟廷日誌という弁護士用の手帳)の表紙の片隅に千枚通しで穴を開けて,そこにバッジをつけていたのですが,モバイルでスケジュール管理するようになって訟廷日誌を使わなくなり,その後はペンケースに入れて持ち運ぶことにしていました。

ペンケースに入れてからは,メッキが剥がれるスピードは格段に上がりました。別にそれをめざしていたわけではないのですが,どんどんメッキが剥がれて,銀色になってきました。

銀製バッジ

 

しかし,ふと思い立って,この銀製のバッジを金製のもの(18金)に変更してみました。

純金製バッジ

金の相場に連動した金額(といわれています)を弁護士会にお支払いすれば,金製のバッジに交換してもらえるのです。金の相場が値上がりしている昨今,一昔前に比べれば金製バッジはさらにお高いものとなってしまいました。

ものすごい輝きに圧倒されました。これだけ輝いていると,逆に偽物感(というかうさんくささ?)が出てきてしまっているようです。そういえば私は金閣より銀閣が好きだったり,ひまわりよりかすみ草が好きだったり,という人間だったことを失念していました。

バッジはちょっと偽物っぽいかもしれませんが,実際の弁護士活動は偽物ではなくまごう事なき本物として,金の価値があるようなものを心掛けていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です