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群馬県高崎市の弁護士・舘山史明(舘山法律事務所)のブログです。不定期更新です。

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交通系電子マネー対応のお知らせ

先日ご案内させていただきましたように,当事務所では現金のほか,PayPay・各種クレジットカードの利用が可能でした。

今般,これに加えて,交通系電子カード(Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)でのお支払いが可能になりました。

よろしければご活用ください。

クレジットカード対応開始のお知らせ

先日,法律相談料等についてPayPayでのお支払いへの対応開始をお知らせいたしましたが,今般,クレジットカードでの弁護士費用のお支払いへの対応も開始いたしました。

消費増税が予定される中,クレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済で増税緩和措置が行われる見込みであることが理由です。

VISA,マスターカード,JCB,セゾンカード,アメリカンエクスプレス,ダイナースクラブ,ディスカバーがご利用いただけます。

お支払いは一括払い(VISAとマスターカードは2回払いも可能)です。分割払いをご希望の場合は,各自でご設定ください。

利用可能クレジットカード等一覧

なお,債務整理や自己破産などの借金問題ではクレジットカードは利用できません。借金問題の法律相談は初回無料とさせていただいておりますので,そちらをご利用ください。

遺産相続ではまず「情報」の共有を

遺産の相続問題というのは,当事務所で非常に多く取り扱っている分野の一つです。

「相続」といっても,

・相続人は誰で,法定相続分はどのような割合なのか。

・被相続人(亡くなった方)に遺言はあるのか

・遺産にはどんなものがあるか(不動産,預貯金等の債権だけではなく,債務も)

・どのように分けるか

といったように,様々な視点から検討する必要があります。

特に大きく揉めることが多いのが「遺産にはどのようなものがあるか」「どのように分けるか」です。

今回は,「遺産にはどのようなものがあるか」という点に関連して,紛争の激化や長期化を防ぐために,どのようなことが有効か,ちょっと書いてみます。

☆遺産を把握している方はどんどん開示しましょう☆

亡くなった方の遺産を,同居している方などがしっかり把握していて,どこの銀行にいくら,どこの証券会社にいくら,といったリストを作れる場合が圧倒的に多いのですが,それを他の相続人にも同様に開示してくれるかどうかは,残念ながら,また別の問題です。

どのような遺産があるのか全く知らされないまま「いくら渡すから判子押せ」「凍結された口座から金を引き出すために判子押せ」などと言われる方も非常に多いです。

「生前,自分は親の面倒を見られなかったけど,自分の代わりに見てくれたから」とか,「これから家と墓を守っていくんだから」とか,そういった理由で,ご自身で納得して同意することは全く問題ありません。

ただ,正しい情報を得られないまま,判子を押せというのは受け入れられない。そういった相談は非常に多いです。

どのように分割するかの前に,まずは正しい情報の開示を求め,客観的な情報をもとに協議することが必要です。

遺産を管理している側の相続人も,早期解決を望むのであれば,他の相続人から情報開示を求められたら「自分で調べろ」と突き放すのではなく,客観的で正しい情報を提供すべきでしょう。

それでもどうしても開示されないというのであれば,相続人であれば,ある程度の遺産調査は可能です。私もよく,そのような方の代理人として,絨毯爆撃のように,亡くなった方の住所地の近隣金融機関全て(と場合によってはインターネット専業の金融機関)に問合せをしています。そこから思いもよらぬ遺産が見つかることもあります。

仮に預貯金や証券口座等を隠していたとしても,引き出すにあたっては相続人全員の同意が必要です。隠しておくメリットはありません。

☆生前の預貯金引出は何に使ったか記録しておきましょう☆

また,「父が死亡する直前に,相続人の一人に,ものすごい勢いで預金を引き出された」という相談もよくあります。葬儀費用として現金にしておいてくれ,と本人に言われて引き出したという方もいらっしゃいますし,預金の凍結前に,葬儀などにかかる費用を事前に引き出しておいた,という方もいらっしゃいます。

葬儀費用を遺産から出してよいのか,喪主が負担すべきなのかという争点はありますが,少なくとも,引き出した相続人の方は,公明正大な手続を行っていることを他の相続人に示すため,しっかり帳簿をつけておく必要があるでしょう。

☆まとめ☆

今述べてきたような内容は,「情報」を共有することの重要性,というようにくくれるとおもいます。「財産を分ける」ためには,その財産がどのようなものなのか,相続人全員で共有しておかないと,話が進まないことが多いです。特に,相続人間の信頼関係がそう強くない場合,必要な情報を提供してくれない方に対して,他の相続人は不信感を強めてしまいます。

そうすると,後々気が変わって情報提供しても「まだあるんだろう。」「何で今まで出さなかったんだ。隠匿が済んだからだろう。」などと,疑心暗鬼は解消できず,争いが解決しないこともあります。

情報はできるだけ早く,正確なものを共有するということが,早期解決の大前提になるのではないかと考えています。

「きょうだいでそういう話はしづらい」「色々と難しいから自分ではできない」「もうとにかく疲れちゃった」。そういった方は,弁護士に依頼すれば,交渉等を弁護士に任せられますし,直接の連絡からも解放され,それだけでも心理的にだいぶ楽になると思います。

PayPayを導入しました

時々「クレジットカードで支払えますか?」と質問されることがあります。

私も含めて大多数の法律事務所は,クレジットカードも電子マネーも対応しておらず,現金払いのみでしたので,「申し訳ありません。現金だけです。」とお断りするしかありませんでした。

しかし,キャッシュレス時代はこれからますます進んでいくと思われます。

私自身,財布を忘れて外出したが,スマホだけでなんとかなった,ということもあります。

そこで,まず,PayPayを導入しました。

法律相談料などのお支払いの際,ご検討ください。

PayPayでのお支払いは,おもに初回法律相談料(1時間程度まで)5400円のお支払いを念頭に置いております。本人確認をしていない場合の限度額5000円を超えてしまいます。事前に本人 確認 のご設定等をお願いいたします。

なお,PayPayには24時間以内に2万円といった限度額があり,たとえば着手金30万円+消費税をPayPayで支払うといったようなことはできません。

クレジットカードの導入は現在検討中であり,もし,導入することになりましたら,別途ご案内いたします。

※2019/05/17追記 クレジットカード払いに対応しました

なお,債務整理をはじめ借金問題に関するご相談料はPayPayでお支払いいただくことはお断りしております。

もっとも,借金問題に関するご相談は初回無料とさせていただきますので,ご安心ください。

防災士になりました

弁護士登録から3年後に発生した東日本大震災。

東日本大震災以降,弁護士として行う福島第一・第二原発事故被害者の方々に対する支援活動をきっかけに,全国各地の災害復興支援や関東弁護士会連合会管内,そしてもちろん群馬県内の災害復興支援,平時の災害対策について弁護士の立場から取り組んできました。

しかし,私は,災害関連の法律を虫食い的に勉強してきただけで,災害一般に関する理解が欠けている。また,そもそも,「弁護士としての防災」の前提として「一般人としての防災」の視点が乏しい。その上で,災害関連法制の体系的理解も足りない。そういう悩みがありました。

そこで,まずは,災害一般に関する知識,一般的な防災の知識を学ぼうと思い,先日,防災士の研修を受けてきました。

防災士とは,「”自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、 そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人」 とのことで,試験内容も,災害や防災に関する全般的な知識が求められるものです。つまり,私の悩み(災害関連法制の体系的理解の点を除きます。)の解消にうってつけでした。

「待っていられない」のが私の性格。東京での研修は6月,7月まで満席だったので,一番早く研修を受けられる3月の大阪研修を希望しました。

締切直前の申込みだったので,研修まで2週間ほどしかありませんでした。その中で,研修開催日までに読み込まなきゃいけない資料が膨大で,しかも事前課題ペーパーもなかなか大量で,夜,寝る前にマーカーペンと鉛筆を握りしめて,回答用紙を埋めていきました。

しかし,防災士試験は,30問中21問,7割正答(当時。現在は8割になったようです。)で合格とのことなのですが,事前に送付された試験対策問題集が難しい!!

正直,こりゃ落ちるかもしれないと思い,私のスマホの検索履歴には「防災士 難易度」「防災士 落ちた」「防災士 合格率」といった文字が並びました。

落ちたら恥ずかしいので,防災士試験を受けることも,その日大阪にいることも誰にも告げず,こっそり出掛けました。

まる2日間にわたる大阪での研修は,「試験とは直接関係はありませんが」(←ここ大事),各分野で第一線として活動されている方々からの講義が目白押しで,本当に勉強になりました。試験対策のための内職などをする気も起きないくらい,素晴らしい講義ばかりでした。

試験はというと,あの試験対策問題集の難易度が嘘のような平易な問題で,逆にびっくり。2問迷いましたが(しかも最も悩んだのは法律関係の問題),合格はしているだろうなと思い,試験終了後,帰りの新幹線の中で,ようやく兵庫の津久井進日弁連災害復興支援委員長に,ついさっきまで大阪にいたこと,防災士試験を受けたことをご報告しました(が,津久井委員長はその日,ご自身の応援する某市長選挙の開票日で,それどころではなかったようでした笑)。

1週間ほどして,試験結果が届きました。合格とのことで,安心しました。

悩んだ設問が幸いにして正答だったようで,全問正解のおまけ付きでした。

防災士に登録するには,試験に受かっただけではダメで,消防署等が実施している普通救命講習を受講する必要があるとのことでした。制度の趣旨からすると,直近の受講が求められるのでしょうが,有効期限がないものであれば,いつのものでもよいとのことでしたので(この5月以降NGになったようですが),たまたま司法修習生の頃,検察庁で受講した救命講習の修了証が私の机の中に入っていたので,これを提出しました。

ということで,平成31年4月末,防災士に認証されました。

防災士認証状

今回得た知識をバックボーンにして,弁護士としての災害復興支援や平時の災害対策に生かしていきたいと思います。

そして,考えたくはありませんが,群馬で大規模災害が起こったときは,まさにこの防災士としての活動もしていきたいと思います。