今年の抱負
あけましておめでとうございます。
さて、昨年を振り返りながら、今年の抱負を述べたいと思います。
1 発信者情報開示・インターネット関連
2020年は、twitter、Facebook、2ch、5ch、爆サイ、LINE・・・といった、個人・企業に対するインターネット上の権利侵害への対応(発信者情報開示・ログ保存・投稿削除等)に奔走した一年でした。
同業者(他の弁護士さんたち)からの紹介という案件が結構ありまして、紹介者の先生のお顔に泥を塗ることのないよう、日々研鑽に努めております。
抜本的な法改正が必要不可欠ですが、本年中に形になるようです。使い勝手の良い制度となるか、注目したいと思います。
2 顧問先の皆様への感謝
コロナ禍にもかかわらず、2020年は多数の法律顧問のご依頼をいただきました。大変な時期にも関わらず、あえてご依頼を頂けるわけですから、是が非でもご期待に沿えるよう頑張りたいと思います。
それにしても、2020年の1年間で、その前10年間と同じくらいの契約書チェックをしたような気がします。4月からの債権法改正に伴うものでしょうか。いまだに「瑕疵担保責任」と書かれた契約書がお手元にある方は、見直しをしてみてはいかがでしょうか。
3 児童相談所関係
近年、児童相談所の非常勤弁護士(嘱託弁護士)を拝命しており、定期的に児童相談所に行き、会議に出席したり、具体的なケースの助言をしたり、法律相談に回答したり、面談に立ち会ったりしております。
児童相談所に対する社会の期待はものすごく大きく、職員の皆さんはその期待を背負って、子どもの安心・安全を第一に日々奮闘しています。
少しでも子どもたちのために奮闘している職員の皆さん、なにより子どもたちの安心・安全のために力になれればと思っております。
4 コロナ禍と自然災害債務整理ガイドライン
コロナは災害です。コロナ禍に苦しむ個人・個人事業主の切り札になり得るのが「自然災害債務整理ガイドライン(被災ローン減免制度)」です。弁護士会内の体制整備を進めつつ、何が何でも周知を進めたいと思っています。
5 時代に合った法律事務所
2020年も、クレジットカードやPayPayなどのQRコード決済のお客さんも多数いらっしゃいました。コロナ禍を機に、オンライン(ZOOM、TEAMS、Skype等)相談、オンライン打ち合わせも適宜行っております。
また、依頼者様との連絡は基本的にLINEでしており、ものすごく好評です(書面もPDFでお送りしております)。また、Chatwork等も併用しています。
2021年も、時代の波に取り残されないよう、進取の精神で頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。