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高崎市児童相談所 非常勤弁護士就任のご挨拶

この度、当事務所の代表弁護士である舘山史明と当事務所所属弁護士である玉川隼が令和7年10月1日に開設されました高崎市児童相談所非常勤弁護士に就任いたしましたことをご報告申し上げます。

かねてより当事務所として注力してまいりました子どもの権利擁護、特に児童虐待・養育環境の問題への取り組みについて、この新たな職務を通じて、地域社会に貢献できる機会をいただけたことに深く感謝申し上げます。

🤝 高崎市長との対談に寄せて

就任に際し、舘山は高崎市長と対談させていただく機会を頂戴し、その模様が「広報高崎11月号」に掲載されました。また、対談の一部は高崎市の公式YouTubeチャンネルでも公開されています。

対談では、富岡賢治高崎市長と、児童相談所における「法的な視点」の重要性について議論いたしました。子どもの安全確保と、ご家族への支援を両立させるためには、一時保護や施設入所といった措置の適正手続きの確保が不可欠です。弁護士が関与することで、子どもの安心と安全を全力で守りながら、一方で、子どもや保護者の権利が不当に侵害されることのないよう、適正な法執行をサポートしてまいります。

特に、近年、虐待により子どもが重篤な怪我をしてしまったり、死亡という最悪の結果となってしまう痛ましい事件が数多く報道されています。また、児童虐待事案も複雑化の傾向があります。そのほか、里親委託・養子縁組に関する支援においても、私のこれまでの専門的な知見を最大限に活かし、児童相談所の職員の皆様と共に、子どもの最大の利益の実現を目指してまいります。

🌟 抱負

高崎市児童相談所が担う役割の重要性を深く認識し、その一員として、地域の子どもたちの未来を守るために尽力する所存です。非常勤ではございますが、法曹としての使命感と専門性を持ち、真摯に職務に取り組んでまいります。

市民の皆様におかれましては、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


舘山法律事務所 代表弁護士 舘山 史明